DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)の始め方【初心者向け】

DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)

久保直之
こんにちは、動画クリエイターの久保直之です。

本記事では、DaVinci Resolve初心者向けロードマップを解説していきます。

  • DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)をマスターして、動画クリエイター・動画編集者になりたい...。
  • DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)を習得して、家族や友達との思い出を動画VLOGとして残したい...。
  • DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)のスキルを身につけて、動画編集で副業したい...。

と悩んでいませんか?

YouTubeやInstagram、TikTokの人気とともに、動画編集に興味を持つ方が増えてきてます。

動画編集をするための動画編集ソフトはたくさんありますが、DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)は完全無料で使えるので動画編集におすすめです

※DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)は、一部の機能のみ有料ではありますが、基本的な機能は無料で使えて動画編集可能です。

YouTubeやInstagram、TikTokなどSNS以外にも、DaVinci Resolve動画編集のスキルを習得することで、動画クリエイターになれたり、動画編集を副業としたり、家族や友達との思い出を動画として残すことができるようになります

動画編集の需要が高くなっている今、動画編集のスキルを身につけるチャンスです。

有名な動画編集ソフトとして、DaVinci Resolve、Adobe Premiere Pro、Final Cut Proの3つが有名です。

3つの動画編集ソフトの中だと、DaVinci Resolveの知名度は低いですが無料で利用できて、動画編集初心者でも扱いやすい動画編集ソフトとなっています。

しかし、

  • DaVinci Resolveはどこで学べばいいのかわからない...。
  • DaVinci Resolveを一から体系的に学んで動画編集の基礎を習得したい...。
  • DaVinci Resolveを学んで最終的には副業をしたい...。

と悩んでいる方はとても多いです。

私自身もDaVinci Resolveを最初に始めた頃は、何がわからないのかもわからない状態でした...。

私は独学でしたのでわからない点を一からYouTubeやネットで調べていました...。そして膨大な時間を使ってしまいました...。

今ではYouTubeの動画制作やInstagramのリール動画作成、クライアントワークにおいてメインの動画編集ソフトとしてDaVinci Resolveを使用していますが、できれば最初の頃にもっと効率的に学べばよかったと思います。

そんな私が最初の頃に欲しかったDaVinci Resolveの教材を本コンテンツにしました。

実際に私自身がつまづいたポイントであったり、本当に重要な箇所をご紹介して最短でDaVinci Resolveをマスターできるコンテンツとなっています。

DaVinci Resolveはプロの映像制作者も使用する動画編集ソフトなので、DaVinci Resolve初心者の方は絶対に使わないであろう上級者向けの機能もあります。

そういった上級者向けの機能は本記事ではご紹介しません。あくまで初心者から中級者向けの教材となっています。

今の私がDaVinci Resolveを最初に始めた頃に最初に教えて欲しかった部分を選定しているので最短で学ぶことが可能です。

本教材を全て習得することができれば、私のInstagramへアップしている旅行や風景、友人・家族との思い出リール動画のコンテンツを作れるようになるだけではなく、その先にはクライアントワークとしてDaVinci Resolveを使った動画編集で副業できるようになります

本記事では、DaVinci Resolve初心者向けにわかりやすく使い方を解説しています。

こんな方におすすめ

  • DaVinci Resolveの動画編集を基礎から確実に学びたい方
  • 動画編集をスタートしたいけど、動画編集ソフトに毎月定額料金を払いたくない方
  • 無料版でも高機能な編集ソフトを求めている方
  • 映像編集を学んでYouTubeを始めたい方
  • 家族や友人とのおしゃれな思い出・旅行VLOGを作りたい方
  • シネマティックでかっこいい動画編集を習得したい方
  • DaVinci Resolveをマスターして動画編集で副業したい方
  • 初心者からDaVinci Resolveを習得して動画クリエイターになりたい方

DaVinci Resolve公式サイト


DaVinci Resolve(ダビンチリゾルブ)とは?

DaVinci Resolveは、Blackmagic Design社が提供している編集、カラーコレクション、VFX、モーショングラフィックス、オーディオポストプロダクションができる動画編集ソフトです

使いやすい操作性となっており、初心者でも簡単で覚えやすく、幅広い映像制作が可能なのでプロの動画制作者にまで愛用されています。

DaVinci Resolveを使用することで、複数のアプリケーションを習得したり、タスクごとにソフトウェアを切り替えたりする必要がないので、DaVinci Resolveの動画編集ソフト一つでスピーディかつ高品質な作業が可能。

DaVinci Resolveをマスターすることで、ハリウッドのプロたちと全く同じツールを習得できます。

DaVinci Resolve無償版と有償版の違い

DaVinci Resolve 料金

無償版 有償版
名称 DaVinci Resolve DaVinci Resolve Studio
価格 0円 ¥47,980 (税込)※買い切り

DaVinci Resolveは無償版でもほとんどの機能が使えますので、まずは無償版を使ってみるのがおすすめです

動画編集の機能がほとんど使えてさらに無料ですので、この上ない動画編集ソフトとなっています。

DaVinci Resolve Studioは、無償版の全機能に加え、複数ユーザーコラボレーション、DaVinci Neural Engine、多数のResolve FX、HDR、3D、フィルムグレイン、ノイズ除去などを搭載しています。

有償版を購入する場合、DaVinci Resolve Studio ¥40,678 (税込)かかりますが、BMPCC4KもしくはBMPCC6Kを購入すればDaVinci Resolve Studioが同梱されてきますのでお得に使用できます。

私はBMPCC6Kを購入したので、DaVinci Resolve Studio ¥40,678 (税込)を実質無料で利用しています。

今後BMPCC4KもしくはBMPCC6Kの購入を検討している方は、DaVinci Resolve Studio ¥40,678 (税込)を実質無料で利用できますので、DaVinci Resolve Studio¥40,678 (税込)を購入しないように注意してください。

DaVinci Resolveのダウンロード・インストール方法

DaVinci Resolve無償版のダウンロード方法は、DaVinci Resolve公式サイトをクリックします。

下の方へスクロールして、DaVinci Resolve 18 無料「今すぐダウンロード」をクリックします。

DaVinci Resolve 18 Betaの項目で自分のOS「Mac OS X」「Windows」「Linux」をクリックします。

※DaVinci Resolve 17とDaVinci Resolve 18 Betaの違いはバージョンが新しいかどうかです。DaVinci Resolve 18 Betaの方が新しくて使える機能も多いので、DaVinci Resolve 18 Betaを選択します。

個人情報「名」「姓」「会社名」「Eメール」「電話番号」「国」「都道府県」「市」「Blackmagic製品の使用用途」を入力して、「登録&ダウンロード」をクリックすれば、DaVinci Resolveがダウンロードできて利用できるようになります。

DaVinci Resolveの新規プロジェクト設定

PCでDaVinci Resolveのアプリケーションを開くと、新規プロジェクト設定画面が出てきます。

新しい動画を制作したい場合、「新規プロジェクト」をクリックします。

新規プロジェクトの名称を入力して、「作成」をクリックします。

DaVinci Resolveの動画編集画面となります。

DaVinci Resolveの初期設定

DaVinci Resolveを日本語にする

DaVinci Resolveは最初は英語の設定になっているので日本語の設定にする必要があります。

「DaVinci Resolve」→「Preferences」をクリックします。

「User」をクリックします。

「Language」を「日本語」にして、「SAVE」をクリックします。

DaVinci Resolveを再起動すれば日本語に変換されています。

DaVinci Resolveのワークスペース

DaVinci Resolveのワークスペースは左から、

メディア、カット、エディット、Fusion、カラー、Fairlight、デリバーで構成されています。

メディア

メディアページは、DaVinci Resolveにおけるクリップの読み込み、メディアの管理、およびクリップの整理で使用します。

DaVinci Resolveでは、プロジェクトで使用されるメディアをエディットページで読み込みや管理を行うプロジェクトデータとは別に整理することが基本となっています。

これにより現在のプロジェクトのタイムラインで使用されているクリップを簡単に管理・更新することができ、オフラインとオンラインのメディアの切り替え、クリップの再編成、発生した問題のトラブル解決ができます。

カット

カットページは、高速編集に特化した環境です。

ニュースのカット、ウェブコンテンツの構築、ストレートな 番組の編 集、シーンの複数のアレンジを試したり、最初の組み立て編集などを素早く行う必要がある場合に便利です。

カットページは、初めて編集を行う人にとって、入門用の編集ページとしても適しています。

カットページは、すぐに覚えられ、簡単に使えるツールが用意されています。

カットページのデフォルトのワークスペースは、メディアプール、単一のビューア、およびタイムラインで構成されています。これらでは、クリップの読み込みと整理、クリップの編集、そして結果の書き出しまで、すべてカットページ内で素早く行うことができます。

エディット

エディットページでは、クリエイティブな編集と仕上げのための多くの専門的な機能が組み込まれたページとなっています。

エディットページは、「ブラウザ」「ビューア」 「タイムライン」の3つの領域に分かれており、これらの領域が連携して、さまざまなツールや方法でタイムラインの取り込み、編集、トリミングを行うことができます。

Fusion

Fusionページでは、ノードベースのインターフェースと、エフェクトノード、キーフレーム、カーブエディターコ ントロール、2D/3Dコンポジット機能などの詳細なツールセットにより、VFXとモーショングラフィックスの編集が可能です。

このページは上級者向けなので、初心者の方は最初は飛ばして大丈夫です。

カラー

カラーページでは、プログラムの色補正やグレーディングを行います。

カラーページには、色とコントラストの操作、ノイズの低減、限定的な二次色補正の作成、さまざまな種類のイメージエフェクトの構築、クリップジオメトリの調整、その他多くの補正やスタイル調整のためのすべてのコントロールが用意されています。

Fairlight

シングルモニターモードでは、Fairlightページはプロジェクトのオーディオトラックを最適化して表示します。

拡張されたミキサーとカスタムモニターコントロールにより、スムーズで調和のとれたミックスを作成するために、プログラムのレベルを簡単に評価、調整することができます。

デリバー

デリバーページでは、制作した動画を出力・レンダリングできます。必要に応じて様々な設定でレンダリングが可能です。

最新版 DaVinci Resolve 18がリリース

DaVinci Resolveの最新バージョンは、Blackmagicサポートセンターから無料でダウンロードできます。

DaVinci Resolve 18 Beta 2の改善点および新機能のリストはこちら。

  • Magic Maskの新しいオブジェクトマスク機能
  • バイノーラルモニタリングを含むDolby Atmosイマーシブミキシングの改善
  • LinuxとAppleシリコンでのDolby Atmos制作のネイティブサポート
  • Dolby Vision互換のH.265クリップのレンダリングに対応
  • コラボレーションを開始する際のファイアウォールの問題に対応
  • マーカーを使用してタイムラインをズームアウトするとクラッシュする問題に対応
  • 新しく保存されたプロジェクトがロックされない問題に対応
  • プロキシインジケーターが更新されない問題に対応
  • グレードのないクリップのサイジングプリセットに関する問題に対応
  • 静止画の上に配置されるデュレーションの問題に対応
  • Fusionレイアウトをワークスペースプリセットに保存する際の問題に対処
  • 一部の XML タイムライン読み込み時のクラッシュに対応
  • Timeline を素早く切り替える際のクラッシュに対応
  • 特定の Intel グラフィックシステムでのクラッシュに対応
  • 一般的なパフォーマンスと安定性の改善